文治師匠との最後の別れ

040101平成16年1月15日・・・・前日の14日が師匠の誕生日で、15日に一門全員が集まってお祝いの食事会をしました。その時は少し風邪気味のようでしたが、元気で食欲もあり、楽しんで帰られました。その翌日くらいからかなり悪くなってきて、それでも仕事は16、17日と普通にこなしておりました。18日になって入院しましたが、弟子達は風邪をこじらせたか軽い肺炎くらいに思っていたくらいでした。その後東京女子医大に転院して亡くなる前日に真打ち以上のみ招集がかかり、それでも最後のお別れとは知らされず、翌日亡くなったとの連絡が突然入りました。入院から亡くなるまでがあまりに短すぎて、何だか現実として受け止めることがなかなかできない気がします。誕生会に元気そうでよく食べ、よく話したのが最後となりました。